田植えから43日が経過して、イネの茎数(けいすう)が増えてきました。
イネは、茎を伸ばして背が高くなるだけでなく、横から新しい茎を出して、縦にも横にも大きくなっていきます。
ただ、背が高く、茎が多くなれば良いわけではありません。
背が高くなると、強い風や雨で倒れやすくなってしまいます。
茎が多くなると、その分、穂が増えて、籾(お米)の数も増えます。
すると、栄養が行き渡らなくて、全体的に実りの悪いお米になってしまいます。
イネが大きくなり過ぎないように、田んぼの水を抜いて中干しをしたり、土が乾きすぎないようにまた水を入れたり、コントロールしていくことが必要です。